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モンゴルの遊牧民のお茶作り

珍しい「酸柑茶」作り

モンゴルの遊牧民がビタミン補給に持ち歩いた「酸柑茶」というお茶があります。

普通のお茶作りとは全く異なり、くりぬいた蜜柑の中にお茶を詰めて発酵させた物。

 

遊牧民がこのお茶を細かく砕き、ヤギの乳と混ぜて飲むという濃いミルクティのようなもの。

この日はこの「酸柑茶」を作るイベントを「いくみ村」で開催。

 

夏みかんの中身をくりぬいて、会場はとっても良い香り。

果汁とお茶を混ぜ、蜜柑に詰めたら、ヒモでしばって、蒸して、干す。

簡単に言ってしまえばこれだけの事ですが、最後の干す、乾かす工程がキモになります。

お茶の世界で言えば「後発酵」「団茶」と呼ばれる種類の茶。

腐らせずに発酵させるのが難しいお茶です。

 

出来上がりは半年後。さてどう発酵してくれるか、楽しみですね。